windows5000

ヨーロッパ企画 3月18日 ソワレ
THEATER/TOPS

http://www.europe-kikaku.com/projects/e20/e20flier.htm

今日19日が東京千秋楽だけど、ここにいつも来てる人で見そうな人が
いないのでねたばれで。


とある区役所。職員はクリックすると家の中などが見えてしまう
ソフト、Windows5000を使って立ち退き勧告を出す予定の
集合住宅の観察を始める。
舞台はその住宅で、職員同士のしゃべりは基本的に音声のみ。


集合住宅の一間一間はありえないくらい、狭い。
1畳あるかないか、立って行動するのが無理な部屋ばかり。
縦に長くて、立ってることしかできない部屋もある。
けれど1部屋を除き、満室。トイレとキッチンは共有。

区役所職員が、部屋をクリックして部屋をあけていく。
リビング兼キッチンで生活する男、物を探しながら過去の思い出に
浸る男、できちゃった結婚の夫婦、ひきこもり、アジア系の女、
ロッカーのような縦の部屋に自転車を入れている男、ほら穴のような
部屋に住む料理担当の男、狭い住宅中にベースの音を響かせる男。

ひょんなことから、覗いてただけの職員が集合住宅の空き部屋に
入ることになり…


前回のサマータイムマシン・ブルースと今回帰りに購入した
ロードランナーズ・ハイ+ローと今作品を見ると、ここの作風は
「だめな感じの人たちの群像劇」なのかな。
セットがごちゃごちゃしてて。作品が廉価のDVDになってるのは
いい!

面白いんだけど、ちょっと長いかなーと。

すごくごちゃごちゃしたセットなんだけど、最後の暗転で
全部片付けられちゃうのがすごい!ってそこが一番感心したww

もうちょっと追ってみたい劇団。売れっ子。