贋作・罪と罰 - 観劇手帳

1月21日　ソワレ

三条英：松たか子　才谷梅太郎：古田新太
郡司之助：段田安則　溜水石右衛門：宇梶剛士
妹とも他：美波　志士クロダ他：マギー　志士ヤマガタ他：右近健一
志士イトウ他：小松和重　志士カツラ他：進藤健太郎
おつば他：村岡希美　聞太左衛門他：中村まこと
母清他：野田秀樹

芝居見て結構年数たったけど、野田は初。ちなみに鴻上や蜷川も
見てないよ。
雪の中満席＋立ち見満載で人気すげーと思った。

セットはシンプルで、棒に近い蛍光灯の柱や椅子など。
出番のない役者が、楽器を持ったりして扉の開く音などを舞台の脇で
鳴らす。去年見た松の「コーカサスの白墨の輪」に似たようなつくり。

時代の流れと英が行ってしまった殺人のが、上手く絡み合い時間がすぎていく。
セットはシンプルなんだけど安っぽい感じは全然なくて。

英の母の黒柳徹子チックなカツラが固そうで、触ってみたくなった。
肌が意外と若くてビックリ。

松に関しては私甘いので割愛。古田新太はあのうさんくさいけど
なんか大物の風格はすごい。めりはりがあるっていうかなんていうか…
すごい役者さんだなって。

私が大好きなまことさんは、やけにオイシイ役でびっくり。
うまいとこをかっさらい、余計好きになったね。相変わらずいい声。
あと村岡さん！いつ見ても好きー。この人の演じるおばちゃんが
好き。

ネタバレになるから書けないけど、最後のシーンがすごくいいので
見れる人には見てほしいなぁ。
最後のほうは泣けた。思い返してみるとちょっと説教臭いかな？って
思うけど、罪を犯したらどうなるのか。改めて考えさせられた。