ミー&マイガール(4・5)

5月24,25日 ソワレ(25は前楽)

ビル:井上芳雄 サリー:笹本玲奈
ジャッキー:純名りさ マリア公爵夫人:涼風真世
ジョン卿:村井国夫 ジェラルド:本間憲一
パーチェスター:竹岡淳一 チャールズ:丸山博一
ジャスパー卿:花房徹 バターズビー卿:阿部裕
バターズビー卿夫人:福麻むつ美 ミセス・ブラウン:伊東弘美

<26日夜編集>

いやいや、公演を重ねるごとに進化していくその過程も楽しかった。

一番不満だったのは、1階と2階の温度差。
客席降りがある1階は舞台と一体化していて、指揮者のアドリブや煽りも
すぐわかって抜群に楽しいんだけど、2階は完全に置いてけぼり。
Bはしょうがないとして、2階にもS席(12500円)A席(8000円)が
あるんだけど!
これなら、日生でやって1階は全部Sで12500円、GCが9000円、
2FA席エリアが6000円、B席エリアが3000円なら納得だったのに。

1階はすごく楽しかったから、本当にその点が残念。

いつからかはわからないけど、1幕始まる前に塩田さんが2階に
来てくれるように変更にはなってたけどね。

あとは楽近くになるとお約束の魔物。
24日は未就学児童(連れてくるな!)、25日は小2くらいの子連れ。
24日は案の定子どもがぐずり、25日は子どもは静かだったのに、
親がリピーターで笑うところの前にあらかじめ手を叩いて笑ってたり
(意味不明)、歌ナシのオケのみの部分で熱唱。帰って!
痛い人満載過ぎ。25日は山下清ルックの人を見た。ラフすぎだろ。

あ、これは演目とは関係なかったね。

今回の公演で特に良かったのは、まずオーケストラ。
オケピの上下もあり、1幕最初と最後、2幕の最初は目立ってたので
衣装替えもあり。指揮で一気に客席と舞台の距離を縮めてくれた
塩田さんはGJ!私の中で「やたら速いテンポで困惑の指揮の人」
だったんだけど、この人、すごい!って。

あとはアンサンブル。
ダンスもコーラスも申し分なかった。
私、この演目はアンサンブルナンバーのAN ENGLISH GENTLEMENが
一番好きで。いつも決まってて良かった。

プリンシパルについては前に2回書いているので割愛。

ジャスパー卿の妙にキレのあるランベスウォークは見れないかと
思うと残念。小さい劇場でロングランしてほしかったなぁ。無理か。