ジキル&ハイド(2)

4月8日

ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド 鹿賀丈史
ルーシー・ハリス マルシア
エマ・カルー 鈴木蘭々
ガブリエル・ジョン・アターソン 戸井勝海
ダンヴァース・カルー卿 浜畑賢吉

全てシングルキャスト。


今回は鹿賀ファイナル!と打ちましたサヨナラ公演です。
http://www.toho.co.jp/stage/jh07/welcome-j.html

善と悪を分ける薬を開発したジキル氏。
ただ、倫理上人間で実験することは叶わなくなり、ふと訪れた
娼館で出会った娼婦のルーシーの一言がきっかけで…


この鹿賀さんの2人の演じ分けがすごいのです。とにかく。
そのうち舞台で血を吐いて倒れるんじゃないかっていうくらい。
ハイドは夢に出てきそうなくらい怖い。追い回されそう!!

ルーシーはもうマルシアのはまり役としか。圧巻です。
「あんなひとが〜」はうんうんうなづいて聞けるいい歌だ〜。

らんらんは、前回見たときが代役かつ初日だったので、がちがちで
アレだったんですが、ラストがよくなってました。

アターソンは前回の禅さんのデレデレ顔が忘れられず(あの年の
インパクトコンパクト)、戸井さんどう来るか?と思ったら
どこにでもいそうなオサーンで溶け込んでましたw

1幕ラスト、一昨年1回だけ見たときは、そんな時に客席に魔物が現れ
舞台では殺人、客席では魔物で、舞台で何が起こっているかわからず
エエエー?となったんですが…今回はばっちり見れましたw


前にどっかの(ハッセルホフ?)ジキハイをシアテレで見たのですが、
演出は日本の圧勝です。怖いもん。広がる血とか、炎とか。
あとジキルとハイドの中の争いが、半分人間(右がジキルで左がハイド)
みたいなのだったしwwTVで見ると、距離があって冷静な分
変に見えませんか?半分人間だし。。。
謎の薬の色も不気味すぎでイイヨイイヨイイヨ〜!日本版!

アンサンブルは聞いててゾクゾクするくらいイイ!
MAで林さん抜けちゃって残念と思ってたけど、杞憂でした。

この公演は、普段の日生料金なのでS以外は廉価ですし、お勧めです。
2階も見やすいし☆
29日まで。