マリー・アントワネット(6)

4月14日 マチネ

マリー・アントワネット涼風真世
マルグリット・アルノー(Wキャスト):笹本玲奈
カリオストロ山口祐一郎 フェルセン:今拓哉
ルイ16世石川禅 アニエス土居裕子 ボーマルシェ山路和弘
オルレアン公:鈴木綜馬

ロアン大司教/レオナール:林アキラ ローズ・ベルダン:春風ひとみ
ロベスピエール:福井貴一 ラパン夫人:北村岳子 エベール:広田勇二
ギヨタン博士:佐山陽規 ラ・フェルテ:tekkan

まだ行くので、感想は小出しにします…あとでネタがなくなるから! <おおまかなあらすじ>…詳しくは公式で!!
http://www.toho.co.jp/stage/ma07/welcome-j.html

マリーアントワネットが中心…とは言えず、カリオストロという
錬金術師(他の役と全く絡みなし)が出てきて、世界を操って
いるんですね。
マリーをおとしめるよう操作してるようにしか見えないんだけど
(原作だと違います)。そこに絡むのがマリーとイニシャルだけは一緒の
貧民のマルグリット。彼女はひょんなことから会ったマリーに
馬鹿にされ、恨みを抱きます。そこから話が展開します。

<冒頭>カリオストロ登場〜アニエスとマルグリットの再会

トロの歌を昨年とまったく変えてきて、人間の愚かさを前面に出した詞に
変更。同じ部分は「些細な原因ほど大きな結果を生む」だけのはず。

フェルセンの変な台詞カット。「あなたは素晴らしい人だ」は
12月もなかったな。

<鏡の間>
マリーが取り巻きに舞踏会の件を説明する歌の詞変更。
娘が騒ぎ立てて舞踏会を台無しにしたから、マナーを守るように
シャンパンで注意みたいなのに。

<幻の黄金を求めて>
トロのソロ。
右手だけでなく、体を揺さぶって歌っていました。
リズムを取っていた模様です。ちなみにそれは今回が初(私見で)。

<娼館>
飢えて倒れたマルグリットは、娼館の女主人、ラパン夫人に拾われます。

ラパン夫人の衣装が長い丈のスカートに変更。
ダンス?シーンも少なくなってた。今日はラパン夫人とマルグリットの
人間関係がちょろっと見えて、いい感じ♪

<もしも>
もしも〜ならとマリー・フェルセン・マルグリット・オルレアン
+アンサンブルのキレイな歌です。

そうまさんが入ってよりハーモニーに聞き応えがあってイイ!

ボーマルシェの芝居〜心の声〜神は愛してくださる>
ラパン夫人は、娼館を経営した罪でマリーに告発され、鞭打ちの刑になり
死んでしまいます(注:原作では違います!)。

芝居シーン、最終的にアニエスが喜んじゃってるのはどうよー。
去年はかなり嫌がってたのになぁー。

2人の女性の人間関係が見えていたので、マルグリットの怒りも
わかりやすく、今日のれなちゃんが神がかって良かったので
私もマリーが憎くなりましたw(←相手役2人が私好きだしww)

<すべてはあなたに>
マリーとフェルセンは相思相愛の仲だけど、叶わず、フェルセンは
アメリカの独立戦争の援助の為旅立ちます。

今フェルセンは犯罪です。かっこよすぎ。あれにぐっと来た人は
帝劇に30%はいたはず!前任者も私好きなんですが、今さんはつぼにはまりました。

話の順番からは飛びますが
<トロの新曲>〜ルイの処刑の後

どこまでゆくのだ人間よ〜みたいな歌。
ここまで来たら、飛んで、黄色い旗に「STOP」とか「横断中」とか
書いて歌ってみて欲しい。



ちゃんと覚えてないので今日はコレくらいで…
2回見て思ったのは、台詞はわかりやすくなって納得がいくものに
なったけど、歌詞は説教臭くなってきてそれは…

最後のマリーとマルグリットのシーンはすごく良かった。
マルグリットの放心っぷり、民衆の怖さ…説教なしで、そのことが
伝わるからそれでいいんじゃないかと。歌詞は去年のほうがいい!

先週とまた細かいところが変わっていたので、もっと変えてきて欲しいな〜
役者さんに任せて変えたほうがいいって。まじで。

今日はオペラなしでひたすら全体を見ていたんですが、オルレアンは
女装癖があるのでは、とまじで疑ってしまうw
子どもがひもでひっぱっていた女性が死んでしまうのはせつない。。。