レ・ミゼラブル(25)

6月16日 ソワレ 

山口初日

バルジャン:山口祐一郎 ジャベール:今拓哉
エポニーヌ:坂本真綾 ファンティーヌ:シルビア・グラブ
マリウス:泉見洋平 コゼット:菊地美香
テナルディエ:駒田一 テナ妻:森公美子
アンジョルラス:坂元健児

客席が濃い初日です。先月までと比べ、雰囲気が異様です…

山バルと今ジャベの組み合わせが好きー。

マリウスいずみんに初遭遇。マリウスはなぜか意識しなくても
8割がた彼で見ているのでもうデフォルトですww

山バル、マリウスの電波ラブレターの読み方が歌ではなくセリフ風に
なっていました。彼を帰してはやっぱりいつ聞いてもステキ。
空から降ってくるような、神がかったというか。


今ジャベ、大好きなんです…
先月の恋する貴族から10日ほどで早変わり。
自殺の高速回転は健在です。あれ、絶対、「今受け止め係」がいるって!!

いずみんマリ、周りが声量なさすぎで声も抑え目、電波度が下がり
虹の空にはまだ飛べそうになくて残念。
でもいまのカンパニーだと飛べるようになったらかなり浮いちゃうねw

駒田テナの下水道はさぶいぼ立つ。
20周年記念パンフの彼のページは浮きすぎで面白いですww

森くみはやっぱやりすぎ感が。。。

サカケン、昨年の日生でぎょっとするくらい良くなったのに、
前までの文化祭のバラシに戻っていてすごく残念でした。
バリケードから落ちる時、鉄棒するし。
日生の時に戻ってくれー!

ワンデイモアのガブ担ぎ、今年からグランなのですか?
下水道の死体、ジョリじゃなかった。。。

レ・ミゼラブル(24)

6月9日 ソワレ 帝国劇場

☆20周年記念スペシャルキャスト

渚・藤岡・菊地初日
プリンシパル
バルジャン:別所哲也 ジャベール:鹿賀丈史
エポニーヌ:坂本真綾 ファンティーヌ:渚あき
マリウス:藤岡正明 コゼット:菊地美香
テナルディエ:斎藤晴彦☆ テナ妻:阿知波悟美
アンジョルラス:岡幸二郎

2年前のSPと違い、今年は通常キャストと混合です。

さー待ちに待ったレミゼです。人も多い!そういえば普段はこうだよね!
ロビーにはキャストの色紙が貼られ、垂れ幕があり、1階奥では
10周年記念の時のDVDが流れています。

既にOPのジャジャーンで涙。いつ聞いてもこれは泣きはしないけど
じーんと来る。ま、今日は久々だったので…

2003-2005verと変更いくつかありです。
初見さんに優しいつくりになっていると思いました。

別バル、優しいつくりだけどさらに優しくなってる感じがして
よかったです。芝居が細かくて好きー。
バリケードでうほうほ言ってるのは健在です。
あれ見ると泣き笑いしてしまう…w

鹿賀ジャベ…喉が!!気力と誇りで乗り切った感じ。
ジキハイで完全燃焼したんだね…でもやはりさすがでした。
拍手も飛びぬけて多かったです。

坂本エポニーヌは前とそんなに変わらず。せつなくて大好きなエポニーヌです。

藤マリは髪の毛が伸びて、後ろで束ねています。
うまく言えないけど去年よりいいと思います。ほら、私は…ねwww

渚ファンテは今年から参加です。
かわいい!歌はキーがあっていないのかきつそうでしたが、演技派で
よかったです。病院ですすり泣きです(ウザイ)。

菊地コゼットも今年から。
大好きなゆかコゼが今年はいなくて激しく落ち込みましたが
かわいらしいコゼットです。

テナ夫妻どす黒すぎwww
斎藤さんは歌がアレだけど、殺傷能力が高そうで好きです。
阿知波さんは、セシリア(M!)→レベッカ(V)と見てきましたが
本当に演技がいいです。どれも出番が少ない役が多くて残念。
もっと見たい役者さんです。

岡アンジョルラスは輝きすぎです。いきいきしすぎw(褒めてます)
はまり役なんだなーと。

囚人の歌でもうずっこけましたが…伸びるはず!
クールフェラックとブリジョンは超頑張れ。

久しぶりだった為か、わりと終始「やっぱレミゼいいわ」と
泣いてました。なんか、こう、今年なんかは特にいろいろあっ
て辛いから余計に。

見るたびに心が洗われて明日を見て行こうという気になるんですよ。
見れるうちに見ておきたいし、来年はRENTとサイゴンがあるから
舞台版はやるかどうか微妙っぽいんで、また通います。

JCSジャポネスクバージョン

ジーザス・クライスト=スーパースター
ジャポネスクバージョン
6月9日 初日

ジーザス:柳瀬大輔 ユダ:芝清道
マリア:高木美果 カヤパ:青木朗 アンナス:明戸信吾
司祭1:阿川建一郎 司祭2:田辺容 司祭3:川原信弘
シモン:神崎翔馬 ペテロ:飯田洋輔 ピラト:村俊英
ヘロデ王下村尊則

やなジー!やーなージー!と発売日に買いました…。
彼は昨年春のオペラ座からファミミュに旅立っており、深刻な柳瀬枯れでした。

全くはじめて見るので、エルサレムを最初に見たかったなぁ。
休憩なしの上映時間は1時間40分と短いです。
すごい人気で、立見も満杯です。初日なので背広の人と招待客が
いっぱい!!

メイクがなんかすごいし、音楽も鼓の音が入ったり面白いです。
このバージョンの音源がなくて、日本語であるのは寺田CDと
35ステップスのゲッセマネだけだからね…寺田…誰に聞かせても
同じ反応の寺田…歌詞カードがないのに定価5000円越えの寺田…

寺田は別問題なので置いておいて。
昨年初春にオペラ座のキャストから削除されてた高木さんがこれで
復帰。「う」を「お」って言うのは相変わらず…訛り直らないね…。
不思議ちゃんなのは健在で、役には合ってると思いましたが「う」が
言えないのはきついな…。
感情、全然入ってないし…。

ジーザスとユダはなんだか省エネモードでした。
もっとやっちゃえ!と思ったら帰りにロビーで代表を見つけたので
その為か?と思ったり。発音を丁寧に歌ってました。

村さん相変わらずイイ声でしたが低音が出てなかった…
こないだまでCATSだったのに短期で変わっててびっくり。

シモン訛り過ぎで何言ってるかわかんないよ!!!

ヘロデ王はいろんな意味で反則です。やばwwww


ままま、これからですねー。

マリー・アントワネット(10)

futaba162007-05-26

5月26日 マチネ

マリー・アントワネット涼風真世
マルグリット・アルノー(Wキャスト):笹本玲奈
カリオストロ山口祐一郎 フェルセン:今拓哉
ルイ16世石川禅 アニエス土居裕子 ボーマルシェ山路和弘
オルレアン公:鈴木綜馬

ロアン大司教/レオナール:林アキラ ローズ・ベルダン:春風ひとみ
ロベスピエール:福井貴一 ラパン夫人:北村岳子 エベール:広田勇二
ギヨタン博士:佐山陽規 ラ・フェルテ:tekkan


昨年の11月、世界初演と銘打って開幕したこの作品、フィナーレです!

…長かった。長かった。11月の頭に見て「言われてるほど悪くないじゃん」
と、思い、12月末までに4回見て迷走する舞台。良くなる気配がない。
見れば見るほどあらが目立ってしまって。

地方を回り、4月に帝劇リターン。
ああ、このくらいのものを昨年末に見せてくれていたら!
でもやっぱり釈然としない部分…本と演出が破綻しており、
原作のいいところをこれでもかーってくらいにだめにしちゃって。

お蔵入りでお願いします。音楽は素晴らしいんですが。
再演するなら脚本の全部書き直しと演出家の変更を求めます。

19日見たあと、お友達とどこをどうしたらいいとか話し合ったのが
楽しかったので、この際演出は客でどうですかーw

ここまで文句たれておいて、チケットは1枚も捌かなかったんですよ!
どうしてかというと、キャストの皆さんに魅せられてしまった〜。
リターン後はフェルセン・オルレアン・ロベスピエールが見たくて行ってました。

前にも書きましたが、進化した玲奈ちゃんが良かった。
今後が楽しみです。

半年ひとりでこの役を乗り切ったほとんどの役者さん…特に
タイトルロール(なのにソロ1曲もなし)の涼風さん、良かったです。

ミュージカルは、端的に・わかりやすく・豪華なものを想像させるものは
豪華に・劇場はフルに使う・舞台は八百屋で、というのがよおおおく
わかりました。

ヴェルサイユ宮殿、殺風景で全然豪華じゃないww

八百屋じゃなかったんで、最前列で見たとき見えないシーン満載、
「百万のキャンドル」に至っては、座高の低い人だと2階のI列で
見えないというww
2重に回る盆も前だと??前方で1回だけしか見ない人って多いと思うんだけど。
愛される舞台とは?とかよく考える機会をもらいました…


今フェルセンはとにかく格好良かったvオルレアンのあれっぷりも
良かったです。

マリー・アントワネット(9)

5月19日 マチネ 貸切

マリー・アントワネット涼風真世
マルグリット・アルノー(Wキャスト):新妻聖子
カリオストロ山口祐一郎 フェルセン:今拓哉
ルイ16世石川禅 アニエス土居裕子 ボーマルシェ山路和弘
オルレアン公:鈴木綜馬

ロアン大司教/レオナール:林アキラ ローズ・ベルダン:春風ひとみ
ロベスピエール:福井貴一 ラパン夫人:北村岳子 エベール:広田勇二
ギヨタン博士:佐山陽規 ラ・フェルテ:tekkan

昨年の前楽以来の新妻マルグリットです。
怒怨パワーが消えてました。「この私にシャンパンかけたから!」って
恨みを抱いて一直線なとこが面白かったんですが。
原作のイメージだと怒怨パワー満載なんだよね。

なんかねぇ、れなちゃんの演技が乗り移った感じです。
サイゴン以降、れなちゃんの歌い方が新妻さんそっくりになったみたいに。

一緒に見てたお友達は、1幕見終わるまでれなマルだと思ってたらしいですww
♪気づいてよ はやーくーwww

一気に演技が変わったのでびっくりです。ほんと。
ひき気味ですよ!ためも少なくなりました。「心の声」は圧巻です。
ほんと喉が強いです、この人。すげえ。れなちゃんも強いけど
この彼女の喉は尋常じゃないといっつも思う。

***
今日、なんかマイクの音量が大きかったw
あと10日弱の公演ですが、もうこのさい役者任せにして、
去年のミーマイやヴァンパイアみたく一気に舞台を変えてほしい。
演出家の目がホント厳しすぎですよ。電飾満載でいいので小池氏演出で見たい!!
叶わないならせめて「すべてはあなたに」の時のマリーの安物ドレスの改善希望!

 ロストの野音vol.2

5月19日
LOST IN TIME 「ロストの野音vol.2」 日比谷野外音楽堂

野音の入り口前でカッパを売っている阪神はっぴのお兄ちゃん。
「今日、杉山が完封したから雨が降るよ!」と。

そら降るわ…って杉山と対戦したのベイスターズじゃん!と10秒で
気づきorzって杉山完封まじありえない!Bクラスへまっしぐらだぜ!


セットリストはweb上で頂いてきました。アリガトウゴザイマス

1、ヒカリ
2、告白
3、花
4、誰かはいらない
5、教会通り
6、車輪の下
7、最後の一球
8、まだ故郷へは帰れない
9、卒業写真 (海北ソロ、荒井由実のカバー)
10、カッターナイフ
11、呼吸
12、北風と太陽
13、されど犬走る
14、背中のバラッド
15、田舎の生活 (スピッツのカバー)
16、旅立ち前夜
17、約束
18、列車
19、26
20、鼓動
21、ココロノウタ
22、手紙

EN
さぁ旅を始めよう
新曲“海は今”

然様ならば

去年のAXが初参戦だった(インストアは前にも行ってたけど)んだけど、
なんかそのときの様子や言ってることがおかしくてですねぇ。
ちょっとひいてしまったんです。でも!今日は文句の付けようがない
素晴らしいライブでした。最近の曲はあんまり…好きじゃないんだけど
(2ndの「きのうのこと」はマイベスト!)
流れが完璧で。海北君の言ってることのあやしさは。。。…
源ちゃんはほのぼのでよかったです。
腰痛かったし無理な変則マチソワだったけど、ほんと、行って良かった!!


2ndの1曲目、「ヒカリ」からスタート!
ナマだと詞がビンビン突き刺さってきてまたステキ。
車輪の下」は今の私のツボなのです。このライブのあとに
行ったところで知りたくなかった話を聞いてしまったんですが
ライブで聞いた「車輪の下」を思い出せば乗り切れる。

「最後の一球」は前も書きましたが、今年の熱闘甲子園で使ってください。

「田舎の生活」。
これがスピッツのトリビュートアルバム「一期一会」に収録されていまして
行きつけのバーでこのアルバムに惚れ、即タワレコで購入して
ロストに出会ったんです。
まさか聞けるとは思わなくて。

ドラムのリズムが私の脈拍(早w)と同じペースで余計どきどきしました。
これがまたいいんですよ。涙目になりましたが、野外なので泣いてると
周りにもろバレなので必死にこらえてました。

最初の頃はなんかいろいろ考えて聞いてたんだけど、後半になるにしたがって
もう楽しくて楽しくて。やばいくらい良かったです。
これ、映像になって出ないかなぁー。

マリー・アントワネット(8)

5月3日 アフタートークショー/山口・石川・今

マリー・アントワネット涼風真世
マルグリット・アルノー(Wキャスト):笹本玲奈
カリオストロ山口祐一郎 フェルセン:今拓哉
ルイ16世石川禅 アニエス土居裕子 ボーマルシェ山路和弘
オルレアン公:鈴木綜馬

ロアン大司教/レオナール:林アキラ ローズ・ベルダン:春風ひとみ
ロベスピエール:福井貴一 ラパン夫人:北村岳子 エベール:広田勇二
ギヨタン博士:佐山陽規 ラ・フェルテ:tekkan

トークショー出演者を見て速攻で買いました。

そして春公演に入って約1ヶ月、確実に良くなっています。
4月前半は新曲が入ったせいか、指揮のペースが異様に速くてね…
サイゴンの時(オリジナルや日本のCDとペースが全然違う高速状態)
みたいだなーと思ってたんですが。でも、ペースアップして
山路さんのぼやきが入るのは嫌です。去年は演出家批判がすごかったからね!!
ていうか…再演の匂いがしますが…確実に彼は出ないだろうね。

あ、指揮、今はちょっと早め、くらいです。
あの人がタクトを振っている限りしょうがないと思う。
いつもうまく合わせてくれるしね。

券、あと1回分あるんだけどれなマルはもう持ってないので
ま、経済破綻ちうですが、れなマル見納めにはまだしたくないなぁ。
一緒に行った友人は、「…あともう1回行く!」と手帳とにらめっこしていました。

脚本は入ってすぐのパンフだけ売ってるところでひっそりと売ってます。
見本なし。くださいって言うと出してくれます。
ヴァンパイアのポスター売ってたところです。
「黄色い旗の謎」が知りたくて買いましたが、書いていませんでした。

脚本…読むとさぁ、わかんなかったところがわかったりしたんだけど
演 出 で そ れ を 伝 え な い と
だめだよね〜!脚本にしっかり書いてあるヨ!


1幕ラストのトロたんの客席降り、この日は中の人が大変浮かれており
客席のあらゆる場所にぶんぶん手を振っていました。大感謝祭です。

はい、前回の続きから。
ちょっと前後しますが <愛したことだけが>
アメリカに旅立ったフェルセンを想い、迷惑ねとか言いつつも
マリーは手紙をしたためます。そこへ、ヴェルサイユが襲撃されたと
知らせが入り…

マリーと遠くにいるフェルセンのデュエットなんですが
フェルセンがかっこいいです。
声が裏返って笑いが起きていたそうまオルレアン、キンキン声は
やめたようですw
どんどん壊れていくそうまさんは見ものです。
ジャベールとフランツしか見たことない私は目をひんむいたからね!

あ、そうまさんは昔は別の名前で怪人をやっていた方ですよ! <ヴァレンヌ逃亡>
オルレアンが加担し、ジャコバン党がマルグリットをマリーのもとに
送り込みます。で、このシーンなんですがマリーはマルグリットと
過去2回会ってるじゃないですか。2回目は怖い目に遭わされたじゃないですか。
覚えてないはずはないだろうと思ってたんですが、脚本には
「王妃は以前会ったような気がしないでもなく、この新しい召使いを
疑わしげに見ている」と。

フェルセンの「お任せください このわたしーにー」がツボです。
やなラウルのひざまづき、岡ジャベールのひざまづき、今フェルセンの
ひざまづき、今のところこの3つがベストひざまづき賞です。

ウキウキ出てくるトロたん。歌詞が昨年より変更です。
黄色い旗はそのままですが、旗自体をわかるように持ってきてます。
旧「逃げ切れたはずだ あと少しで」
新「逃げ切れはしない さあこれまで」
花を摘んでたりしなければ間に合っただろうよ。 <タンプル塔>
逃亡に失敗した国王一家はタンプル塔に収監されます。
そこへ訪ねて来た王妃の友人、ランバル公爵夫人は外に出たところ
民衆に殺され、その首をはねられ、首を棒に突き刺され行進されてしまいます。

ルイの娘だっこがなくなって、本を読むように。
ガン見していると、たまにウォーリーでも探してる?wという
感じです。 <なぜあなたは王妃なのか>
マリーからフェルセンへの手紙を託されたマルグリットは
暴徒に襲われそうなアニエスを救い、フェルセンに会います。
フェルセンはなぜか手紙を持っていることを知っていて…

ここのマルグリットの心境の変化をれなちゃんが上手く演じてます。
ほんと、うまくなったよなぁ…あの限られた時間で揺れ動く心を
出すことって無理じゃないかって思うくらい難しいので。

マリーへの愛を一心に語るフェルセン、ここは見ものです。
…ちょっと寝てたけど。。。寝不足で見るのよくない。 <イリュージョン〜或いは希望>←新曲のタイトル
トロたん、両手を挙げてユサユサ歌ってます。
あなたがどこまで行くという感じです。

長くなってきてまた苦情が入るので、今回はこの辺で。

トークショー内容
http://ma1.toho-stage.com/2007/05/post_75.html#more
詳しく出てました。割愛されている部分は私からはお話できません。